Climb Ev'ry Mountain ~ An English teacher's blog~

just a memorandum of what I learn

worth

be worth (名詞 / ~ing)を覚えられないと言われた。

 

自分は be worth(名詞 / ~ing) という成句で覚えていたので、あまり気にしたことはなかったが、「覚えられない」子に教えるときにどうするか...

1つの手は worth を前置詞として教えてしまう(昔は形容詞として辞書にも記載されていたようだが、最近は前置詞となっていることが多いように思う)。

英語の大原則「前置詞+名詞」を確認させ、

worthの後ろに来る形を見させる。

「名詞のところに動詞を打ち込みたい場合は名詞化した動詞である動名詞を置く」といったように。

This old stamp is worth 10,000 yen.

Kyoto is worth visiting while you are in Japan.

 

 

ride

Rideの原義は「馬に乗る」

なので「馬に乗るときのような体勢で乗る」ものに使う。

 

ride a bicycle

ride a motorbike 

 

仮面ライダーを知っていれば、riderがどのようなものに乗っているか想像できる。

 

乗馬はもともと貴族の趣味で楽しんで行うもの。なので「ワクワク感を伴って乗客として何かに乗って行く」というニュアンスがある。

 

She rides a bus to school.

 

ワクワク感という意味では、「遊園地の乗り物」という意味にもつながる。

be fond of ~

be fond of ~ は like と比較すると「持続的な好み」を表す。

 

中英語のfonne(=fool, 愚か者)で、現代英語の fun と同語源。

 

中学生に説明するときは 綴り字の類似性から、fun と関わりがあることを話すと理解させやすいかも。

 

I'm fond of Bach's music.

I'm fond of playing baseball.

 

ゼロからの「資本論」(斎藤幸平 NHK出版 2023)

商品の2つの顔 (pp.39-41)

「使用価値」

人間にとって役に立つこと(有用性)、つまり人間の様々な欲求を満たす力です。

「価値」

その商品を生産するのにどれくらいの労働時間が必要であったかによって決まる(労働価値説)。

資本主義社会では「価値」の側面ばかりが優先され、「使用価値」が蔑ろにされていく。

 

彼(マルクス)が何より問題視していたのは、構想と実行が分離され、資本による支配のもとで人々の労働が無内容になっていくこと /(中略)

マルクスが思い描く将来社会の労働者とは、「全面的に発達した個人」です。ネジを留めるだけ、金儲けをするだけの個人ではなく、構想と実行のどちらにおいても自らの能力を発揮し、一人ひとりが自身の労働力という「富」を活かしながら社会全体の富を豊かにしていく。そうすることで、私たちは互いに支え合いつつ、自律的に生きていくための能力や感性を取り戻すことができる。(pp.122-123)

 

20世紀に社会主義を掲げた国の実態は、労働者のための社会主義とは呼べない単なる独裁体制にすぎなかった。それは、資本家の代わりに党と官僚が経済を牛耳る「国家資本主義」だったのです。(p.165)

 

物象化(「価値」のためにものをつくるようになった社会で、人間がモノに振り回され、支配されるようになる現象)と脱商品化(生活に必要な財やサービスを無償でアクセスできるようにすること)という視点から考えると、福祉国家にはマルクスの考えていたビジョンと重なるところがあります。(中略)資本主義のもとでの福祉国家の方が、マルクスの考えに近いのです。(pp.172-173)

 

マルクスは賃上げよりも労働時間短縮を重視した。(p.180)

「ウィンドー・ショッピング」お金がなく外からブランド商品を見ていることを表すのではなく、日曜日にお店が閉まっているから、仕方なく外から眺めているのです。(p.181)

脱商品化と結びついた余暇が、非資本主義的な活動や能力開発の素地を育むのです。それが、さらなるアソシエーションの発展や脱商品化の可能性を広げていくことにもつながってきます。こうして、コスパ思考に回収されない、社会の富の豊かさが醸成されることになるのです。(p.181)

 

「道を歩けば前置詞がわかる」(宗宮喜代子他 くろしお出版 2007)

on

接触」さえあれば、何かが何かの上に乗っていなくても、さまざまな状況で on を使うことができます。ただし、大小の関係も成立していることが望ましいです。(p.10 太字下線は筆者)

on は「地面に立つ」イメージから発展して、歩く」という活動の場にいる活発な感じを表し、off は活動の場から離れ、不活発または休止状態にあることを表します。(p.14 太字下線は筆者)

 

遠く離れた from と一体感の of (pp.21-22)

← 「材料の of、原料のfrom」「直接的原因の of、間接的原因のfrom」

 

to

to は「まっしぐら」で一方向の関係を表します。一方向であるのは、人が目標に向かって歩くのに目標の方は動かないことから、当然と言えます。

e.g.) I stapled a memo to the document.

双方が対等な関係の時は with で表す。

e.g.) Link this computer with that one. (p.25)

 

to が一方向性を表すことから、計画や提案に同意する時に、一方が譲歩して他方の提案を受け入れたり、提案に従ってその通りに実行する場合は agree to を用います。双方が同じ意見だった場合は、双方向性を表す agree with を表します。ちなみに、先に見た「大地に立つ」イメージの on を用いた agree on では、複数の人がある事項に同意して同じ基盤に立ったことを表します。

e.g.) He agreed to my request.

         I agree with every word you've just said.

         Both have agreed on the need of good management. (pp.26-27)

 

「ズバリ」の to と「だいたい」の toward

toward は、toほど「まっしぐら」の感じはありません。

e.g.) She was standing on the porch, looking toward the setting sun.

※ 単に「太陽の方を」という感じ。(pp.27-28)

 

at 

「外側から全体を見渡した上で、焦点を絞り込む」(p.42)

At these words, he left.

Come and see me at break/recess.

※「休み時間」と言いながらも忙しい感じがするのは at ゆえ。(p.43)

 

外側の視点をもつ at と違い、 in ははじめから1つの物の内側しか眼中にありません。 (p.44)

at はある場所にどんどん近づいていって、この上ない「至近距離」からその場所を見ることを表します。(p.45)

e.g.) A man grabbed my bag.

        A man grabbed at my bag.

 

above 

人間的な価値観や感情を伴って「お高くとまる」、「超越している」という感じを表し、この用法では慣用的にbeneathと対比します。(p.67)

e.g.) I am above begging. / Begging is beneath me.

 

beneathは、空間的な意味ではunderと同様に「何かのすぐ下」から「下の方」まで表しますが、やや文語的であることが強調の効果を生んで、「すっかり隠れている」という感じを伴います。このため、感情を隠して冷静さを装っている、など人間的な「隠す」側面をはっきり表すにはbeneathが合います。

e.g.) Beneath her cool surface, she was devastated. (pp.67-68)

 

主語指向のupと目的語指向のdown

他動詞の構文で、upは主語の動作を表し、downは目的語の様子を表す。

e.g.) He set up the meeting.

        Why don't you set down your idea on paper? (p.84)

 

A of B

Aは成員(部分)Bは集合(全体)

e.g.) He built some of the finest houses in the city.

        There was a row of trees on the street.

        Computers occupy a surprising amount of space in his office. (p.138)

 

for 

文の主語または話し手が思い描く心の世界を指し示す。

e.g.) The police searched the dead body. (警察と死体は同じ空間にいる)

        The police searched for the dead body.(死体は警察の人の心の中)(p.140)

 

 

 

 

 

 

 

Oigawa railway trip

We came to central Shizuoka prefecture, aiming for taking an old steam locomotive, one of our elder son's interests. 

The most memorable moment came when I was holding him to show the scenery through a local train's front window. He said suddenly and clearly, "When I grow up, I wanna be a train driver."  It was too sudden to think twice, and I answered, "Oh you might have to study a lot."
Now I know this was not the best answer. I should have encouraged him to pursue his cute little dream. 

But anyway, I was so impressed, for this was the very first time for him to put his own dream into words. 

How to have a good blueberry harvest

We planted a blueberry tree in our garden to commemorate our second childbirth.

I hadn't known that to have a good blueberry harvest we should plant different kinds of blueberry trees close to each other.  Most kinds of blueberry trees don't bear "good" fruits by self-pollinating, so they should accomplish pollination with the help of other kind of blueberry tree.  

Our tree is  a rabbiteye blueberry tree, so near to the memorial tree we are planning to plant a highbush blueberry tree.